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VWゴルフGTE試乗記

フォルクスワーゲンゴルフ「GTE」試乗記

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スポーツモデルらしい精悍な面構えは、同社GTIとはまた違った趣である。

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全長 4,265 × 全幅 1,800 × 全高 1,480 mmとゴルフと変わらないサイズだが、車体重量は200キロほど重い。

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リアの灯火類は全てLEDを採用している。PHEVながら、デュアルエキゾーストパイプがアツイ走りを予感させる。

フォルクスワーゲンのPHEVであるゴルフGTE。ハイブリッド車ながらGTを名乗る珍しいクルマです。試乗をしてみて、このクルマが、他にはない楽しさを持ったスポーツハッチであることが納得できました。 今回は、個人的にメーカーの広報車両を借り受け、合計500キロ程、このクルマと時間を共にしました。

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専用デザインのアルミホイールに、225/40R18という組み合わせ。

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ゴルフGTIにくらべ200キロほど車重が増しているが、Ate製ブルーキャリパーは、片押し式シングルポッドながら、高い制動性能を誇る。

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高輝度のC型ランプを始め、ポジションランプ、ヘッドライト、ターンシグナルは全てLEDを採用している。

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GTを名乗るだけのことはあり、PHEVながら、デュアルエキゾーストパイプを採用している。サウンドチューンもなされ、野太いサウンドを響かせてくれる。

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ゴルフGTI同様、フロントフェンダーには専用エンブレムが貼られる。あちらが赤なら、こちらは青がイメージとしている。

エクステリアは、同社GTIとはまた違う迫力が漂います。落とされた車高、各部にブルーのアクセントを施しクリーンさをアピールしながらも、18インチの専用ホイールを装備し、強化されたブレーキからは大口径のディスクローターにブルーに塗られたキャリパー(片押しシングル)を装備。また、ハイブリッド車ながら、ツインエキゾーストパイプがより一層、走りに期待を持たせてくれます。

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タータンチェックのスポーツシートはゴルフGTIの伝統を踏襲しながらも、ブルーのラインを盛り込んだ。

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ステアリングには専用エンブレムが刻印され、質感も高い。

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独VDO社製のメーターは、GTEの専用設計。

インテリアもゴルフとは一線を画しており、GTI伝統のタータンチェックのスポーツシートが奢られ、ブルーのラインで彩られています。また、本革巻のステアリングや、シフトノブにもブルーのステッチが実に鮮やか。 専用の独VDO製のメーターは、カラフルなラインで仕切られ、エレクトロニックパワーを示すパワーメーターに小ぶりながらタコメーターを装備。センターディスプレイは高精細のフルカラーで、各種走行情報の他、グラフィカルに動力源の情報をドライバーに伝えます。速度計は、260km/hまで表示され、視認性は非常に高いものです。

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システム出力は、150kw(204PS)/350Nmを発揮する。

さて、早速走り出してみました。借り出した状態では、「Eモード」になっていたため、最高出力80kw(109ps)/最大トルク330NmのEVでの走行になります。さすがに、全域トルクの電気モーターだけあり、アクセルを踏むと同時にトルクが立ち上がり、「キューン」というモーター音を遠くに聞きながら、静粛に包まれたキャビンは、滑るように、時速100km/hまで加速。手元のストップウォッチでは、約9秒少々で到達しました。電気モーターでの走行では、最高速度130km/hでリミッターが効きますが、これで十分速いと満足してしまいそうです。

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しかし、GTの名が与えられたこのクルマには、「GTE」スイッチが存在します。エンジン出力は110kw(150ps)/5,000-6,000rpm、最大トルク250Nm/1,500-3,500rpm。これに80kw(109ps)/330Nmのモーターが組み合わされ、システム出力は、150kw(204PS)/350Nmを発揮します。

ハイウェイに合流し、アクセルを深く踏み込むと、野太いサウンドを響かせるエンジンと、それをサポートする電気モーターの共演が始まり、シートに身体が押さえ込まれるような加速を演じ、瞬く間に車速が上がっていきます。ちなみに、「GTE」モード時の全開加速を再度、ストップウォッチで計測すると、6.5秒を記録。(あくまで参考値ですが。)これは、列記としたスポーツカーの値で、このクルマがGTを名乗っている理由が分かりました。中間加速も実にトルクフル。アクセル操作にリニアに反応し、周囲の流れを置き去りにすることなど朝飯前です。

ワインディングでは、このクルマがハイブリッド車などということは忘れてしまいます。車両重量はゴルフGTIの1,390kgに対してGTEは1,580kgと200kgも重いのですが、そんなことは、まるで感じることがなく、急勾配でも、強大なトルクによって、迅速に速度を持ち上げます。リヤの足元にバッテリーを搭載しているため重心が低く、ハイスピードでコーナーに進入しても、絶妙な重量バランスで笑いが止まらないほど痛快にコーナーをクリアしていく様は、ホットハッチそのもの。GTIと比べてもこの安定したコーナリング姿勢は、GTEに軍配が上がるのでは?と思ったほどでした。また、ブレーキのタッチ、制動力も非常に好感の持てるもので、ハイブリッド車特有の不自然さは皆無。無論、ワインディングを攻め込んだ程度で根を上げるほど柔なものではありませんでした。

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完全電気自動車の「Eモード」を始め、省燃費ドライブの「ハイブリッドモード」、スポーツドライブの「GTEモード」を任意に選択できるゴルフGTE。環境に配慮しながらもこれだけ楽しいハイブリッド車は他には知らないと言えるものでした。

m_VW-715c0-78719-45ffe.jpgフォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社http://www.volkswagen.co.jp/


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