オールペンのススメ!完成編
コーティングよりリーズナブル!10万円以下から施工可能なオールペンのススメ 完成編
愛車「ピンク@トゥインゴ」のオールペン作業を依頼し、約一週間。ついに作業が終了したという連絡が、「ノースウエスト」さんよりあった。以前にも同社には取材で訪問しているが、今回はしがらみのないワタクシ個人での取材。時間を掛けてじっくり作業を敢行して頂いた分、まるで新車が納車されるような気分の抑揚。朝から、抑えられない気持ちを隠し、再び信濃地に向かった。そこには、16年の時を経たクルマとは思えない眩い輝きを放つ愛車がオーナーのワタクシを待っていた。本当にクルマに再び命を吹き込んだようなとでも言おうか・・・。クルマが喜んでいる言葉が確かにオーナーのワタクシには聞こえた。では、最終工程となる焼付け、そして納車までのレポートの続きをお伝えしよう。
■クリア塗装を2重に塗りじっくりと80℃前後で塗料を焼き付ける■
塗料の乾燥を促進させる為に、開口部をすべて開け、塗料を焼き付ける。(焼付け中は、ブース内が大変高温となる。撮影機材保護のため、作業風景は割愛する。)
焼付け作業が終わり、ブース内に入り、まずはワンカット。職人さんのコメントでは、この状態が最も美しいという。確かに、人の手が一切触れていない“ヴァージンペイント”は、吸い込まれるように深い艶を放ち、いかなるカーケミカルでもこの艶は再現できない。
「ノースウエスト」さんで最もリーズナブルな「バリューコース」でもエンブレムを取り外し、細部まで塗装を敢行してくれるのは、大変嬉しい。
愛車がここまで美しくなると、何度もその周囲を観察し、うつつを抜かしてしまう。
焼付けの後もしばらくは自然乾燥を行い、この状態でしばらくブース内に置かれる。
ブース内には、塗装状態をチェックする照明が四方八方に装備されているが、キズもくすみも皆無の塗装面は、ただただ見とれる美しさ。ずっと飾っておきたいと思ったほどだ。
最も痛みが顕著であったルーフ部位の塗装面が、ご覧のとおり水面のような深い艶に。そこには当然ではあるが、一点のウォータースポットも存在しない。しかし、このブースから一歩外へ出れば、塗装面には、酸性雨、飛び石、紫外線など数々の痛める材料が存在する。うん、やはり飾っておきたい気分だ。
給油口の内部や蓋の裏もキレイに塗装を敢行して頂いた。日頃見えない部位ではあるが、ここまで美しくなると、日頃からこまめに手入れをしようと心に決めた。
■Before-After ディテール■
フロントガラスのゴムと塗装面の境目は上記のように塗装痩せによる剥離が起きており、下地が見えていた。日頃からタッチアップペイントで補修していたが、気休めにしかならなかった。ゴムに付着した補修跡が美観を損ねている。
自ら補修したペイント&ゴムに付着したペイントを除去した後、オールペンを敢行。剥離やざらつきもすべて一掃され、新しいペイントが、輝いている。納車後はこの部位も徹底的にワックス掛けを行うつもりだ。
ウォッシャーノズルの根元にも塗装剥離が発生しており、日頃から補修していたタッチアップペイントが、かさぶたのようになり、見た目も古さを隠せない。
ウォッシャーノズルを取り外し、塗装を敢行して頂いた。均一に塗られた塗装面にウォッシャーノズルを取り付けた。無論、外装もそうであるが、このようなディテールの塗装も補修することで、クルマの美観が格段に向上する。
マスキングペーパー、テープを剥がし、内装、エンジンルーム内などに付着した塗装粉を除去した後、完成。今回打ち合わせから施工まで担当して頂いた同社のベテラン職人「北林氏」と施工記念の一枚。
「北林氏」への取材によると、「バリューコース」で仕上がりに対し、完璧を求めてくる顧客もいるそうだ。一例として、完成後、塗装面の状態に対してクレームをつけてくることもあるのだという。そのような方には、同社の「ウルトラコース」や他社で、数倍の価格を支払って施工をすることが好ましいとのこと。やはり、「バリューコース」は基本、マスキングによる作業工程なので、顧客にもある程度の妥協をして欲しいというコメントを頂いた。
実施に施工して頂いたワタクシが捕捉すると、そうはいっても、塗装工程というものは、素人が決して真似のできない職人技である。今回、マスキングによる「バリューコース」で仕上がった愛車でも、新車を納車された時のようなときめきが心に宿った。おろらく大抵の顧客はこの気持ちになることであろう。車種によっても異なるが、これだけ丁寧な作業、そして、塗料、各種ツールなどにも一流のものを使い、10万円以下(軽自動車等)からオールペイントが可能な「ノースウエスト」さんの「バリューコース」。同社は長野自動車道松本インターから15分という好立地に広大な工場を備える。数百キロ遠方から、ガソリン&高速道路代を出費しても、十分リーズナブルである。
晩秋の信濃時を新車気分で後にしたワタクシ。嘘のような話ではあるが、クルマの調子もよくなり、美観を取り戻してくれた事に愛車が喜んでいると感じた。高速に乗る前に給油のために立ち寄った松本市内のスタンドでは、アルバイトの女性が「新車はいいですね~。」と笑顔で微笑んでくれたのがとても嬉しかった。クルマ趣味人にとって、愛車とは、相棒であり、財産。それは、売却価格とは関係のない“愛着”というものだ。古くなったから新しいものに買い替えるのも、購入者の自由だが、今回の取材のようにオールペンというリペアを施し、さらに長年乗り続けるというのもエコロジカルではないだろうか?ちなみにこの話をすると止まらなくなるので、某新聞社のコラムに書くとして、古いクルマがエコではない?ちなみに帰りの高速道路では16年経過した取材車でも、20.7km/Lを記録している。
余談だが、施工後、都内に戻り、オールマスキングによる同作業をある業者に依頼した場合の見積り額は、同社の3倍!の価格であった。
■新車に間違えられてしまった愛車■
オールペンを終え、事務所兼自宅のある湘南・茅ヶ崎にもどり、2週間。塗装後初めての洗車を行い、ダブルアクションポリッシャーを用いて、微細なバフ目やペーパー跡の除去を敢行。さらに艶に冴えが出て本当に新車のような輝きに。拡大写真は、メンテナンス&車検で入庫した日本最大のルノーディラー店舗内駐車場での撮影だが、ある来店者が『あるところには、あるんだね~、初代トゥインゴの新車が・・・隠し持ってたの?』と・・・。思わずニンマリしてしまったのは言うまでもない。
一部の業界では「カーワックス評論家」と呼ばれるワタクシ。以後、この状態をいつまでも保つ為、日々のメンテナンスを欠かさない事を心に決めた。
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オールペンのススメ! vol.1 http://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2011-11-09
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オールペンのススメ! 完成編 http://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2011-11-14
株式会社ノースウエスト http://www.n-west.co.jp/paint/index.html















