ポルシェ911GT3現地レポート
ポルシェ新型「911 GT3」を4月6日予約受注開始。現地レポート
ジュネーブショーの会場にて姿をあらわしたポルシェ新型「911GT3」。日本国内では4月以降に受注を開始する。
最新の「911」シリーズはダウンサイジング&ターボという時代の流れに合わせながらも動力性能はモデルチェンジの度に向上し、「最新のポルシェが最良のポルシェ」と言われるが、新型「911 GT3」は、サーキット走行専用のレーシングカー「911 GT3カップ」に採用されるレーシングエンジンの性能、モータースポーツに対するテクノロジーを仕様変更をせずに搭載するいわば、「公道を走れるレーシングカー」だ。
ポルシェのスタイリングは永遠。スパルタンな仕様でも、品が損なわれないところはさすがだ。
水平対向6気筒4.0リッター自然吸気エンジンをRRレイアウト。後輪駆動する。デュアルクラッチの7速PDKを組み合わされ、 最高出力500PS/8250rpm、最大トルク460Nm/6000rpmを発生する。4.0リッターエンジンで8250rpmで最高出力を発生する高回転型はまさにレーシングエンジン。6MTも2017年秋以降に生産される。
巨大なリアスポイラーは伊達ではない。オーバー300km/hカーであることの証明で強烈なダウンフォースを生み出す。
徹底した軽量化により、車両重量は1430kg。パワーウエイトレシオは2.86kg/PS。0-100Km/h加速は、PDKで3.4秒、最高速度は318Km/h。6MTでは、0-100Km/h加速3.9秒、最高速度は320Km/h以上を記録する。
センターロック式のホイール。ブレーキシステムはカーボンセラミックディスクローターを備える。
コクピットは、意外なほどの快適装備が備わる。スピードメーターは350Km/hまで刻まれる。
ポルシェ ジャパン株式会社 http://www.porsche.com/japan/