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ルノー「メガーヌ・GTライン」試乗

ルノー「メガーヌ・GTライン」試乗記

さりげなく、小粋にスポーティ。

欧州のカテゴリーでは「Cセグメント」に属する「メガーヌ」。今回のモデルでは、通算3代目となり、欧州では、どのモデルも高い評価を得ているクルマである。通算3代目となる「メガーヌ」は、日本国内では、2010年年末にまずは、最もホットでマニアックな「メガーヌ・ルノースポール」が販売され、6MT&左ハンドルのみという乗り手を選ぶ設定ながら、マニアから人気を博し、入手困難な時期が続いたほどだ。

2011年初夏、エレガントな「プレミアムライン」とスポーティな設定の「GTライン」を発売し、3代目「メガーヌ」ファミリーが完成した。

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全幅は1,810mmとワイド。盾型の専用バンパーはGTライン専用である。

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全長は4,325mmとコンパクト。新型はリアハッチバックとなった。

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曲面を多用したピップは先代の面影は皆無。大型のルノーエンブレムが目を引く。

 

シートに腰を下ろすと意外な程、ホールド性が高い事を実感できる。「メガーヌ・GTライン」専用装備のダークカーボンフロントファブリックスポーツシートは、サイドサポートも大きく張り出し、着座位置も低い。ドライバーは、走り出す前から気分が抑揚するが、ファミリーユーズとしてこのクルマを選ぶ場合、助手席に乗せる女性の事も考慮する必要がある。やはり、ホールド性が高い分、乗降性の悪さを指摘される事は必須。例として、フォルクスワーゲン「ゴルフGTI」を購入した家族が、奥様から、乗降性が悪いと文句を言われると私に話していたのを思い出した。

街中に出ると、開口一番“足回りが硬い”。低速では、それこそ、マンホールの蓋を踏んだだけでも、「バタン」とキャビンにダンピングをダイレクトに伝えて来るほどだ。やはり、ファミリーユーズでは、助手席から文句を言われる前に、「メガーヌ・プレミアムライン」をオススメする。
ルノーと日産との共同開発である2.0L直列4気筒DOHC16バルブエンジンは、これまた日本の「ジャトコ」製のCVTと組み合わされ、街中では、「D」レンジのままで十分。低速トルクも厚くショックもないままリニアに速度を増し、実にスムース。アクセル開度も少ないため、燃費も良好だ。

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フロントバンパーには「GTLine」のエンブレムが配されている。

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ヘッドライトはバイキセノン式。ターンシグナル、ポジションランプは電球式を採用。

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ルノー車初のミラー内蔵型ターンシグナルを採用したのが「メガーヌ」である。

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独自形状のテールランプ。光源は全て電球を採用している。

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「メガーヌ・GTライン」は、一回り大きな205 / 50R17に専用スポーツサスペンションを装備する。タイヤは、ドイツ「コンチネンタル」社製「スポーツコンタクト3」を履く。

 

東名高速厚木インターへ続くタイトコーナーの誘導路を使い、少々オーバースピードで進入しても、「メガーヌ・GTライン」は、ドライバーにロールを感じさせないまま、張り付くように周回する。街中では硬いと感じられたサスペンションは、このような場面では、いい仕事をして思った通りのラインにのせることが可能。本線に合流し、80km/hあたりの巡航では、まだまだ道路の継ぎ目を超える度に、ゴツゴツした印象があるが、法定速度+αでは、驚くほどフラットな乗り心地になり、快適。また、どっしりと安定したステアリングとロングホイールベースが生み出す直進安定性が、ロングドライブでも、乗員の疲労は最小限。さすが大陸育ちのクルマである。

2.0L直列4気筒DOHC16バルブエンジンは、輸入車マニアからすれば、日産との共同開発という事が、頭から取れないかもしれませんが、CVTのマニアルモードを積極的に活用し、高回転をキープすれば、「コーン」という抜けの良いサウンドが意外な程、ドライバーに届き、そんなことは忘れてしまう。

車体重量1,340kgに最高出力140psの組み合わせは、「GT」を名乗る速さを備え、パワーは十分だ。安定性の高さに身を任せアグレッシヴに走っていると、速度計の指針は、スーッと上昇し、日本離れした速度に到達している事もしばしば。やはり、生粋のルノー車。

日産の息が多く掛かったと、少々ガッカリする方もいるとは思うが、乗れば以前よりもルノー度が濃いクルマに仕上がっている。シャーシは、あの「ルノースポール」が設計した「メガーヌ・GTライン」。日本のいかなるクルマでもない、独自のハンドリングは、ルノーそのもの。エンジンも高回転では聞かせる音を響かせ、CVTはダイレクトかつ、滑らか。そして、エクステリアは、フランス流そのものだ。

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GT ラインのロゴが入ったダークカーボンフロントファブリックスポーツシートは、想像以上にホールド性は高く横方向のサポートは良好。

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メーターは、専用品で、「メガーヌ・ルノースポール」を髣髴とさせるアナログ3連式。レブカウンターはホワイトパネルを採用する。

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トランスミッションはマニアルモード付き6速CVTを採用する。

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1.997cc,直列4気筒DOHC16バルブエンジンは、最高出力 140ps/ 6,000rpm、最大トルク19.9kgm/ 3,750rpmを発生。

m_emblem_Renault-3148c.jpg ルノージャポン株式会社 http://www.renault.jp/



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