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ルノー「トゥインゴ」徹底研究Vol,3

「トゥインゴ」を知り尽くした男が解説する新旧「トゥインゴ」徹底研究(インテリア編)

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初代「トゥインゴ」から、現行の「トゥインゴ」そしてホットハッチの「トゥインゴGT」と、エクステリア、試乗インプレッションとお届けしてきましたが、最後に元々、個性的なインテリアを持つこのクルマ。新旧比較で、「ルノートゥインゴ徹底研究」を閉めたいと思います。

■初代に比べ大幅に質感がアップ。ポップなデザインも継承■

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↑「トゥインゴGT」のインテリア。ナイトコクピットは、アンバーの照明が灯り、雰囲気も演出。初代は、はっきり言って暗闇だった・・・。樹脂パーツやステアリングなど質感の向上は著しい。

■メーター類は、デジタル&センター式を継承■

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↑こちらが初代「トゥインゴ」のセンターデジタルメーター。199km/hまで表示できるデジタルスピードメーターと(実際には出ませんが)右側には、時刻、トリップ、積算距離表示。そして、バーグラフ状の燃料計が装備されるシンプルなもの。(前期モデルはドット表示の燃料計でしたが、取材車は、メーター故障のため、初代最終モデルメーターに刷新。)製造メーカーは独「VDO」社製。視認性は非常に高く、デジタルのセンターメーターとしては世界初だった。(アナログ式は、クラシックミニである。)その後、初代「VITZ」を始め、国産車にも多くの影響を与えた。

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↑現行「トゥインゴ」、「トゥインゴGT」共通のメーター。デジタルセンターメーターは継承され、200km/h以上の速度表示も可能となっている。アルミ風円形べセルに収まるスピード、トリップ、積算距離、そして燃料計はタコメーターと調和も取れたデザインである。右側には各種警告灯、そして、時計、外気温がセットされている。将来的には、この部位に「オンボードコンピューター」が装備されるように、大きなディスプレイとなっている。製造メーカーは独「VDO」社と仏「SAGEM」社が担当。

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↑何より、ステアリングポストに装着されたタコメーター、いやレブカウンターがカッコイイ。フォントデザインも独特。製造は独VDO社製である。

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↑あまりにカッコイイので、アップでもう一枚。セブラゾーンは6000rpmから。レッドゾーンは6500rpm。この領域まで軽々吹け上がり、何度か、燃料カットのお世話になった。

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↑イルミネーションは、アンバーの表示とレッドの指針が美しい。光源には、高輝度LEDを採用。(電球では、本体に相当熱を持つが、裏面を触っても冷たいまま。)

■空調パネルもおもちゃチックの初代から、大幅に質感向上■

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↑初代の空調スイッチはまるで、レゴブロックのパーツのよう。まあ、その可愛らしさもデザインである。さすがに15年の時が経つと、ダイアルや盤面にひび割れが発生。後期モデルでは、形状がリファインされ、ダイアルの数も4つから3つになった。一応、申し訳ない程度にグリーンの透過照明が灯る。エアコンそのものの効きは国産車並で、猛暑も余裕だった。オーディオは社外品であるが、斜度が60度以上もあるため、たまにソフトが出てこなくなる・・・。見苦しいシガーライターの配線はご勘弁を。

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↑「トゥインゴ」の空調は、マニアルダイアル式。しかし、初代とは比較にならないほど各パーツの質感が向上。ダイアルは、アルミ調でインテリアのアクセントになっている。照明はアンバーの透過照明を採用。ブラインドタッチでも操作性は優れている。

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↑こちらは、最上級モデルの「トゥインゴGT」。このクルマにオートエアコンが装備されたのは、少し驚きだ。スイッチ形状も人間工学を取り入れたもので、ロジックも優秀。ちなみに、初代でもそうであったが、オーディオは、かなりの角度で装備されている為、社外品を購入する際には、対応できるか確認が必要である。(両車ともに、純正でもCD一体AM/FM電子チューナーラジオ(MP3対応)、6スピーカーを装備。音質も十分だ。)

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↑「トゥインゴGT」のステアリングポストには、オーディオの操作スイッチが装備。ボリュームはもちろん、ソースのチェンジも容易に行える。またステアリングは革巻き、そして「クルーズコントール」&「スピードリミッター」スイッチが備わる。

■明るい室内にクラスを超えた広々インテリアは、初代同様■

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↑初代のシートは、古典的なフランス車らしいふんわり系。しかし、連続800キロ走行でも疲れ知らずはさすが大陸育ちである。あまりにシンプルなインテリアだったため、ステアリング前には9個ものアナログメーターを並べた。(ナイトイルミは現行モデルより目立つ。)このメーターの話題はこちらで紹介。

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↑「トゥインゴ」のインテリア。まるで、ドイツ車を彷彿とさせる作りこみの良さ。特に初代では小ぶりだったシートは、たっぷりとしたものになり、掛け心地は、固め。ドイツ車のテイストが入っている印象を受けた。無論、長距離走行でも疲れ知らずは相変わらず欧州品質だ。

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↑「トゥインゴGT」のインテリア。シートは、大袈裟な拘束感は持たないが、十分スポーツ走行に対応したもので、横方向のホールド性にも優れる。スイッチ類に多少の違いはあるものの、基本は「トゥインゴ」と同じデザインを採用している。

■現行型のミッションは2種類を採用■

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↑初代のシフトレバー。(パック、イージー共にデザインは共通。)ルノーらしくストロークは大きいが、“コクッ”と正確にシフトが決まる。後退の際には、根元のリングを持ち上げ、左奥へ押し出す。

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↑「トゥインゴ」のミッションは「クイックシフト5」。試乗記でも論じたが、自動変速のAモード(ボタンが備わる)より、シーケンシャルMTのように積極的にシフトを行った方が、小気味よく走れる。シフトポジションは、メーター内に表示される。

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↑現行「トゥインゴGT」は5MTのみの設定。初代同様、ストロークは大きいが、節度感があり、シフトフィールは上々。ステアリング同等、革巻き+アルミ風ポジションがスポーツ心を掻き立てる。

■15年を経ても意外なところに共通部品が・・・。■

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↑初代のミラー調整レバー&パワーウインドウスイッチ。考えてみれば、この時代のコンパクトカーにリモコン式のミラーが装備されていたことに、今になって驚く。パワーウインドウスイッチには、ライトに連動して、グリーンの透過照明が灯る気配り。

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↑「トゥインゴ」&「トゥインゴGT」は同スイッチを採用。なんとミラー調整レバーは15年も前の初代から継承。手触りは、初代の硬質プラスティックから、ラバーコーティングになった。これは、意外だったが、パワーウインドウスイッチには、なぜか照明が廃止されてしまった。コストダウンだろうか?

■多彩なシートアレンジはトゥインゴの美点■

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↑初代「トゥインゴ」で世界中を驚かせたのは、3m強の小さなクルマにも関わらずリアシートは、2リッターFR車より広く、足が組めるほどと絶賛を受けた。また、多彩なシートアレンジで、生活シーンに合わせて活用できるのも合理的なフランス車の美点だった。もちろん、現行「トゥインゴ」でもこのシートアレンジは継承され、リムジンのような広さは、いまだこのクラスでは、世界中のクルマをみても「トゥインゴ」の専売特許といえる。

今回は、ワタクシのオフィシャルの中では、立ち上げて以来の大きな企画になりましたが、それだけルノー「トゥインゴ」を愛しているという気持ちの具現化である事とご理解頂ければ幸いです。

ルノー「トゥインゴ」徹底研究Vol,1 http://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2010-10-09

ルノー「トゥインゴ」徹底研究Vol,2 http://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2010-10-12

ルノー「トゥインゴ」徹底研究Vol,3 http://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2010-10-13

emblem_Renault.jpg ルノージャポン公式サイト:http://www.renault.jp/

協力:ルノー神奈川厚木インター店:http://www.renault.jp/dealer/renault_kanagawaatsugiinter/



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